尾崎翠生誕120年記念
「尾崎翠と、追憶の美し国へ」

写真報告 第一部・岩美町中央公民館

全国から尾崎翠ファンが岩美に結集!

2016年10月1日~2日の2日間にわたって開かれた、岩美町主催の記念イベント。全国から募集した40名の「追憶ツアー」参加者をふくめ、鳥取県内外から200人近くの聴衆が集まった。
第一部は、メイン会場の中央公民館での、作家・村田喜代子さんの講演、1998年に岩美町でロケした映画『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』の上映、同作に出演した女優・吉行和子さんと浜野佐知監督の対談が行われた。

◉メイン会場となった岩美町中央公民館。町立図書館も併設されている。

メイン会場となった岩美町中央公民館。町立図書館も併設されている。

◉中央公民館の玄関。尾崎翠の写真は近年発見され、09年の東京シンポジウムでも使われた。

中央公民館の玄関。尾崎翠の写真は近年発見され、09年の東京シンポジウムでも使われた。

◉岩美町商工観光課の職員が、手作りで作り上げた舞台。

岩美町商工観光課の職員が、手作りで作り上げた舞台。

◉花輪は『尾崎翠を読む』全3冊を刊行した今井書店より。右手の写真は98年の映画ロケの際のスナップ。

花輪は『尾崎翠を読む』全3冊を刊行した今井書店より。右手の写真は98年の映画ロケの際のスナップ。

◉図書館では、尾崎翠、村田喜代子さん、吉行和子さん、浜野佐知監督の著書を展示し、貸し出す。

図書館では、尾崎翠、村田喜代子さん、吉行和子さん、浜野佐知監督の著書を展示し、貸し出す。

◉鳥取空港と鳥取駅から貸切りバスで到着した、40名の追憶ツアー参加者を迎える榎本武利町長。

鳥取空港と鳥取駅から貸切りバスで到着した、40名の追憶ツアー参加者を迎える榎本武利町長。

◉ツアー参加者を前に、榎本町長と、今回はイベントのディレクターを務めた浜野監督。

ツアー参加者を前に、榎本町長と、今回はイベントのディレクターを務めた浜野監督。

◉追憶ツアー参加者には『尾崎翠を読む』全3冊が贈られた。代表して受け取るカドカチェトリ順さん。

追憶ツアー参加者には『尾崎翠を読む』全3冊が贈られた。代表して受け取るカドカチェトリ順さん。

◉予想を超える参加者に、急きょ椅子を追加していく事態となった。最終的に200人を超えた。

予想を超える参加者に、急きょ椅子を追加していく事態となった。最終的に200人を超えた。

◉町の人たちの中には、エキストラで映画に出演した方々もあり、旧交を温める。

町の人たちの中には、エキストラで映画に出演した方々もあり、旧交を温める。

◉榎本町長挨拶。98年のロケ前年に就任し、全面的な支援をしてくれた。06年の『こほろぎ嬢』 でも再び支援。

榎本町長挨拶。98年のロケ前年に就任し、全面的な支援をしてくれた。06年の『こほろぎ嬢』 でも再び支援。

◉北九州から来てくれた村田喜代子さんの講演「花束と筋骨」。美しい花束を差し出す尾崎翠の手に、力強い筋骨を見い出す。

北九州から来てくれた村田喜代子さんの講演「花束と筋骨」。美しい花束を差し出す尾崎翠の手に、力強い筋骨を見い出す。

◉小野町子のおばあさんと、村田さんのおばあさん。馴染みやすい話題から本格的な文学論まで、自由自在、多岐にわたる。

小野町子のおばあさんと、村田さんのおばあさん。馴染みやすい話題から本格的な文学論まで、自由自在、多岐にわたる。

◉講演を終えた村田さんに、花束を渡す榎本町長。

講演を終えた村田さんに、花束を渡す榎本町長。

◉映画『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』上映前に、吉行和子さんと浜野監督の対談。吉行さんは尾崎翠の親友・松下文子を演じた。実妹の詩人・作家の吉行理恵さんについて語った内容は貴重なもの。理恵さんもまた、尾崎翠の作品を愛した。

映画『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』上映前に、吉行和子さんと浜野監督の対談。吉行さんは尾崎翠の親友・松下文子を演じた。

◉対談後、吉行さんに花束を渡し、握手する榎本町長。

対談後、吉行さんに花束を渡し、握手する榎本町長。

◉この後、『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』新編集版が上映され、中央公民館での第一部は終わった。

この後、『第七官界彷徨ー尾崎翠を探して』新編集版が上映され、中央公民館での第一部は終わった。

《以下、第二部・渚交流館での交流会、第三部・尾崎翠ゆかりの地巡りに続く》